『魔入りました!入間くん』44巻あらすじレビュー!クララ編完結&新章開幕、見どころを徹底解説!
はじめに:44巻を読んで叫びたい!「おかえり!!クララ!!!!」

めちゃくちゃ良いで44巻
『魔入りました!入間くん』待望の単行本44巻を読みました!
まず叫びたいのは、この一言。「おかえり!!クララ!!!!」
そしてアズアスの言葉には大号泣!入間くん、アズアズ、クララの3人の友情がこれでもかと描かれたクララ編の完結から、新たな伏線が張り巡らされる新章の幕開けまで、読みどころ満載の44巻でした。
今回は、そんな44巻の各エピソードをネタバレを含めて徹底的にレビューしていきます。クララ編の感動の結末から、次なるシリーズの重要な伏線まで、一つずつ丁寧に振り返っていきましょう。



おかえり!クララ!表紙がいい!クララとアズアズの関係性が一番の見どころの44巻です!ぜひ単行本で👇
『魔入りました!入間くん』44巻のレビューに入る前に…
クララ編がどのようにここまで描かれてきたのか気になる方は、ぜひ過去巻のレビューもチェックしてください!
この2巻を振り返っておくと、44巻の感動が何倍にも膨らみます。



では、クララ編完結&新章突入の44巻レビュー、いってみましょう!
44巻レビュー:各話の見どころを徹底解説!
第385話:真っ黒クララとアズアスの電撃ギャグ描写
お話は、クララの精神世界のような場所から始まります。「真っ黒クララ」が、優秀な入間とアズアズにこのままだと置いてけぼりになり、また一人ぼっちになってしまうという不安を通常クララにぶつけます。「3人ずっと一緒になろう」と、入間とアズアズをクララの中に閉じ込めることを提案し、通常クララに迫るところで、前巻ラストに響いたアズアスの声が再び聞こえてきます。
「クララ!いいかッお前は本っ当にアホだ!!!!」
この一言が、真っ黒クララにも電撃を走らせるギャグ描写で締めくくられ、44巻の幕が開きました。深刻な状況を一気にギャグでひっくり返す、入間くんらしい始まり方です。
第386話:アズアスの真剣な想いに大号泣!
クララとアズアスの二人が、今までで一番激しく喧嘩をするシーンからスタートします。お互いの悪いところを一通り言い合った後、クララが心の奥底に抱えていた不安を吐露します。
「私のことなんてちゃんと好きじゃないんでしょ…」
音楽祭の時に話していた「入間くんがいなかったら二人は出会えてなかった」という言葉や、「アズアズとクララは全然違う」という事実が、クララの心に深く突き刺さっていたのです。
「もしも…いるまちがいなくなっちゃってもアズアズは私と一緒にいてくれるの?」
この言葉には、読みながらズゴーーーーーーーっとハートをえぐられました。入間くんという共通の存在がいなくなったら、自分たちの関係は終わってしまうのではないか…



こう言う友達関係ってあるよね…
しかし、この悲しみを吹き飛ばしてくれたのが、男・アリスの言葉でした。
「一緒にいるに決まっているだろうが!ふざけるなよ貴様!」
女性には優しくあれと教わってきたアズアズが、クララに対して声を荒げることで、彼の本気で怒っている気持ちがより強く伝わってきます。
「万が一!億が一にもありえんがイルマ様がいなくなってしまったとして!その時はお前と一緒にイルマ様を探しに行く!何十年何百年かかってもお前と二人で見つけに行く」
「私たちはイルマ様のシンユーだ、そして、私はお前のシンユーだ。不安になったり寂しかったりもっと一緒にいたいと、そう思っているのが自分だけだと思うなよバカ者め」
このまっすぐで力強い言葉で、クララの不安は完全に晴れ渡り、いつもの明るいクララに戻ることができたのでした!



完璧なクララ編の解決でしたね!
それにしても、「イルマ様がいなくなってしまったとして」というセリフは、今後のストーリーの大きな伏線にもなりそうで気になりますが、今はアズアスのクララへの気持ちをまっすぐに聞けて本当に安心しました!入間くんで繋がっていただけだと不安になっていたクララを救ってくれて本当にありがとう!と、誰にともなく叫びたくなりました。
第387話:友情の再確認!「これからもよろしく」
クララ編が終わり、日常が戻ってきました。教室では、見慣れた光景として、入間くん、アズアズ、クララの3人がぎゅうぎゅうにくっついています。



アブノーマルクラスの面々も、その光景を見慣れている様子!笑
クララは「離れてた時間も大事に過ごせたし、入間くんとアズアズが新しいことにワクワクして前に進んでいくことも嬉しかったから、今後もどんどん行っていいんだよ!」と本心で喜びを伝えます。
しかし、クララが寂しがっていないか心配な入間とアズアスの前に、クララ世界の一員である縄とか切りたいくんたちが登場!特に縄とか切りたいくんは笑えるキャラクターでした。


彼らから「大事にすることも忘れてはならんよ」と諭されます。クララ世界の一同は、「今後ともクララをどうかよろしく頼むよ」と、まるで親戚一同のような温かいポジションに収まり、微笑ましいシーンでした。
最後にクララからも、
「これからもよろしくお願いします、あと…、えっといるまち、アズアズ…私のこと好き?」
と素直な気持ちが伝えられます。これには二人とも顔を赤らめます。



好きに決まっとるだろーがよー!!!!!!
第388話:バラム先生、魔海学園レビアロンへ!新シリーズの幕開け
クララ編の感動が冷めやらぬ中、物語は新展開を迎えます。バラム先生が、なんと魔海学園レビアロンの臨時教員として数ヶ月も赴任していたことが判明します。その理由は、レビアロンの生徒5名、教員3名に、なんの前触れもなく悪周期に似た「突発性悪周期症」という症状が引き起こされ、しかもそのどれもが凶暴化の症状になるという、きな臭い問題を抱えていたからです。
悪周期に詳しいバラム先生が悪魔適任ということで、レビアロンの生徒艦長レヴィアタン・レイヂとともに調査を開始します。この問題、どう考えても六指衆やキリヲ先輩といった存在が絡んできそうですよね!



新シリーズの幕開けに興奮が止まりません!
第389話:クララの弟「ウァラク・ウララ」登場!
レビアロンでの調査中に、まさかのクララの弟、ウァラク・ウララが登場します!
バラム先生とレイヂが校内を調査していると、ただただ悪そうな教師ができない生徒をいじめている場面に遭遇。そこでウララが、的確で簡潔な弁舌で先生に反論します。先生が手を上げようとするところをレイヂが止めに入り、バラム先生と共に悪教師をいなして事なきを得ます。
ウララは独自に大量の資料で学園の妙な雰囲気について調べていたようで、その資料には先ほどの悪教師ゲンゼル先生の名前がありました。



ウララのあまりの優秀さに、クララとの違いに驚くバラム先生の姿が面白かったです。
第390話:バラム先生の怒り、悪教師粛清!
ゲンゼル教官の腕に金色の傷跡があることに気づいたバラム先生は、即座にそれを「カネナリサンゴ」という重要保護魔獣だと断定。生き物で稼いだり、生徒に攻撃しようとするゲンゼル教官を、バラム先生が許すはずがありません。
久々のガチギレ描写と共に、ゲンゼル教官は即粛清!笑。問い詰めると、他にも逃がしてしまった魔獣がいることが判明します。この悪教師、本当にアホですね!



バラム先生カッコ良すぎるよ!
第391話:レイヂの家系能力が初登場!
ゲンゼル教官が逃がした魔獣は「百足ダコ」でした。百足ダコが吐き出す「ストレスを助長させる特殊な墨」が、突発性悪周期症に繋がったと考えられます。「少しずつ墨を吸っていたのでは?」というバラム先生のヒントから、レイヂ総司令がピンときました。
学園内の空調整備室に百足ダコを発見し、ここでレイヂの能力が初登場します!家系能力「溺好(できすい)」は、あらゆる水分を支配下におき命令が可能。
さらに一族継承武器の超高性能水鉄砲により、水の形や軌道も自由自在に操ることができます。レイヂは水を網の形状にして、余裕で百足ダコを捕獲しました。



カッコ良すぎるし、汎用性がめちゃくちゃ高そうです!
第392話:六指衆の影…!不穏な幕引き
優秀すぎるウララは、レイヂ総司令の直近に任命されます。ゲンゼル教官の件も解決し、バラム先生も臨時教員を終え帰宅。これで解決かと思いきや、なんと突発性悪周期症で休んでいた教員3名のうち、二人が六指衆のウエトトとミキィの姿でした!これは予想通りでしたね!笑。
ウエトトは「この学園が本当の混沌に落ちる時が楽しみだね」と不穏な言葉を口にします。このシーンの後、レイヂ総司令がウエトトとミキィを遠くから鋭く見つめる様子が描かれています。
レイヂは少なからず二人を怪しんでいるみたいです。優秀ですね!しかし、これはさらに大きなトラブルに続きそうで不安な幕締めとなりました。



魔海学園レビアロンの臨時教員編はここで終わりです。
第393話:異界への門?不穏すぎる夏休みの始まり
次のシリーズは一体何だろう?とワクワクしながら読み進めると、入間くん、アズアズ、クララ3人の夏休みが始まります。これでもかと遊び尽くす3人。クララが行きたいマジカルストリートにお出かけし、商店街で福引きをすることになります。
すると、なんと特賞の「魔界大博物館プレミア優待チケット」が当選!魔界の歴史に出会う場所に想いを馳せる入間くんですが、最終ページに描かれたのは、これでもかと装飾された門でした。



「異界への門」一波乱で済めばいいけど…
「異界」とは、人間界のことなのか、それとも天界のことなのか…。入間くんが吸い込まれてしまいそうで不安な気持ちになる描写で、44巻は幕を閉じました。これは今後のストーリーに大きく関わってきそうですね!
まとめ:44巻は「友情」と「新章」が詰まった必読の一冊!
44巻は、クララの心の闇をアズアスの言葉で救い出すという、3人の友情がこれでもかと描かれた感動の巻でした。そして、魔海学園でのバラム先生の活躍、クララの弟ウララの登場、そして最後に示された「異界への門」という謎めいた門。
今後の物語を大きく動かすであろう伏線がいくつも張り巡らされており、新章への期待が高まる一冊となっています。
クララ編の結末に涙し、新章の展開にワクワクが止まらない44巻は、入間くんファンなら絶対に読んでおくべき必読の一冊です。今後の展開にも引き続き注目していきましょう!



42巻、43巻レビューも見てな
関連リンク
もっと入間くんの世界を楽しもう
🔎もっと深く知りたいあなたへ
「もっとキャラのことを知りたい!」「あの伏線ってどうなったっけ?」
そんなあなたにぴったりの特集ページをご用意しています👇
🎩 魔入りました!入間くん特集ページ【キャラ解説・伏線考察まとめ】
入間くんをはじめとする登場人物のプロフィールや、過去の伏線、魔界の設定までまるっと網羅!
読み応えたっぷりの“入間沼”ガイドです✨
📕アニメの続きが気になるなら…電子書籍で一気読み!
「アニメの続き、待ちきれない!」という方は、
原作コミックの電子書籍版で先読みしちゃうのがおすすめ📘✨
📲 スマホ・タブレットですぐ読めるし、
「収穫祭だけ読みたい」「◯◯編だけ一気に!」なんて読み方も自由自在。
筆者もつい、気になるところだけ何度も読み返してます(←やりがち)
📦紙派さんはこちらもチェック!
「やっぱり紙でじっくり読みたい!」という方には、
DMMコミックレンタルがおすすめ。1冊115円〜でお得に読めます!