『ギルティサークル』、読んだあと震えました。
記憶をなくした8人、密室、疑心、暴かれる過去――
まさに心理サスペンスの極み。
「次に読む漫画、何がいい?」
「この感じ…また味わいたい!」
そんなあなたに向けて、『ギルティサークル』に似た“ゾワゾワ系”漫画を6作品だけ厳選しました。
記事のポイント
- 「ギルティサークル」のような心理戦が楽しめる人気サスペンス漫画を紹介
- 閉鎖空間や命懸けのゲームを題材にした類似作品をピックアップ
- キャラクター間の疑心暗鬼や駆け引きが見どころの作品を厳選
- 完結済みから連載中まで、読者の好みに合わせた選び方をアドバイス
1. トモダチゲーム
類似ポイント:金銭と信頼を懸けた心理戦、裏切りの恐怖
山口ミコトによる「トモダチゲーム」は、友情を試す様々なゲームに挑む高校生たちを描いたサスペンス漫画です。
「ギルティサークル」と同様に、閉鎖的な環境で繰り広げられる心理戦と、仲間内での裏切りや疑心暗鬼が物語の核心となっています。主人公の片切友一を中心とした高校生たちが、巨額の借金を背負わされながら「トモダチゲーム」に参加し、友情と金銭の間で苦悩する姿は読者の心を掴んで離しません。
特に、登場人物たちの表の顔と裏の顔のギャップ、予想外の展開と伏線回収の見事さは「ギルティサークル」ファンにとって見逃せない要素です。
2. ライアーゲーム
類似ポイント:心理戦、騙し合いのゲーム、人間の本性
甲斐谷忍による「ライアーゲーム」は、多額の金をかけた騙し合いのゲームに巻き込まれた主人公・神崎直の物語です。
「ギルティサークル」同様、人間心理の暗部に焦点を当て、極限状況下での人間の行動パターンや心理を緻密に描写しています。様々なゲームを通じて展開される駆け引きや戦略、そして純粋な主人公と天才的な詐欺師・秋山深一との関係性が物語に深みを与えています。
論理的な推理と心理戦が好きな方、特に人間の本質や社会構造に興味がある読者には強くおすすめできる作品です。
3. ダンガンロンパ
類似ポイント:閉鎖空間、殺人ゲーム、キャラクターの個性
ゲームを原作とするスピンオフ漫画「ダンガンロンパ」シリーズは、「希望ヶ峰学園」という閉鎖された学校内で「コロシアイ」を強いられる高校生たちの姿を描いています。
「ギルティサークル」と同じく閉鎖空間での生存をかけた心理戦が展開され、「誰が犯人か」を探る推理要素も共通しています。個性的なキャラクターたちの絶望的な状況下での葛藤や成長も魅力の一つです。
特に「学級裁判」というシステムを通じて犯人を暴いていくプロセスは、「ギルティサークル」の「罪人探し」と通じるものがあり、ミステリーファンには堪らない展開が待っています。
4. リアルアカウント
類似ポイント:SNSを舞台にした命懸けのゲーム、現代社会への問題提起
渡辺静によるSNSをテーマにした「リアルアカウント」は、フォロワー数が命と直結するデスゲームを描いた漫画です。
「ギルティサークル」と比較すると、現代社会のSNS依存やネット上の人間関係といった今日的なテーマを扱っている点が特徴的です。しかし、命を懸けたゲームに参加させられる設定や、参加者同士の信頼と裏切りの駆け引きなど、心理サスペンスとしての核心部分は共通しています。
SNSの影響力や現代人のコミュニケーションのあり方について考えさせられる作品であり、社会派サスペンスとしての側面も持ち合わせています。
5. 王様ゲーム
類似ポイント:逃げ場のない恐怖、次々と失われる命、謎めいた「王」の存在
金沢伸明による「王様ゲーム」は、謎の「王」から送られてくる命令に従わなければ死ぬという恐怖を描いたサバイバルホラー漫画です。
「ギルティサークル」の閉鎖空間設定とは異なりますが、逃げ場のない状況で次々と命を落としていく恐怖、そして誰を信じればいいのかわからない不安感は共通しています。特に、目に見えない「王」の正体をめぐる謎は、「ギルティサークル」の「誰が罪人なのか」というミステリー要素と通じるものがあります。
グロテスクな描写も多いため苦手な方は注意が必要ですが、極限状態での人間の変化や心理を追求したい読者には強い印象を残す作品です。
6. バトル・ロワイアル
類似ポイント:閉鎖空間での生存競争、仲間との信頼関係の崩壊
高見広春原作、田口雅之作画による「バトル・ロワイアル」は、無人島に連れてこられた中学生たちが互いを殺し合うよう強制されるという衝撃的な設定の漫画です。
「ギルティサークル」と同様に、閉鎖された環境での生き残りをかけた心理戦が展開されます。特に、それまで友人だった相手を信じられなくなる心理描写や、極限状況下で見せる人間の様々な側面の描写は非常に類似しています。
社会への批判や権力構造への問いかけなど、単なるサバイバル漫画を超えたテーマ性も持ち合わせており、「ギルティサークル」の持つ深い人間ドラマを求める読者におすすめです。
ユーザー体験・レビュー
「トモダチゲーム」について、あるレビューサイトでは「ギルティサークルを読み終えた後の空虚感を埋めてくれた作品」という感想が寄せられています。特に「予想外の展開と伏線回収の見事さに感動した」という意見が多く見られました。
また、Twitterでは「ライアーゲーム」と「ギルティサークル」を比較した投稿が多く、「心理描写の細かさはライアーゲームに軍配が上がるが、キャラクターの魅力はギルティサークルの方が上」といった具体的な比較意見も見られました。
「ダンガンロンパ」については「ゲームをプレイした後に漫画も読むとより楽しめる」というアドバイスが複数見られ、メディアミックス作品ならではの楽しみ方も参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q1: ギルティサークルに最も近いテイストの作品はどれですか?
A1: 閉鎖空間での心理戦と記憶の謎という点では「ザ・ケージ」が最も近いと言えるでしょう。より人間関係の複雑さを楽しみたい方には「トモダチゲーム」がおすすめです。
Q2: これらの作品は全て完結していますか?
A2: 「ライアーゲーム」「バトル・ロワイアル」は完結しています。「トモダチゲーム」は2019年に完結しました。「リアルアカウント」も完結済みです。「ダンガンロンパ」はシリーズによって状況が異なります。「ザ・ケージ」は比較的新しい作品で連載中です。
Q3: グロテスクな描写が苦手ですが、読める作品はありますか?
A3: 「ライアーゲーム」は比較的グロテスクな描写が少なく、心理戦に重点を置いているので苦手な方でも読みやすいでしょう。逆に「王様ゲーム」「バトル・ロワイアル」はグロテスクな描写が多いため注意が必要です。
Q4: アニメ化されている作品はどれですか?
A4: 「ダンガンロンパ」「トモダチゲーム」「ライアーゲーム」「王様ゲーム」はアニメ化されています。漫画とアニメ両方で楽しみたい方はこれらの作品から選ぶと良いでしょう。
結論・まとめ
「ギルティサークル」に似た漫画を求める読者の皆さんに、心理サスペンスの名作から新進気鋭の作品まで、7つの類似作品をご紹介しました。
「トモダチゲーム」「ライアーゲーム」は心理戦と人間関係の複雑さを楽しみたい方に、「ダンガンロンパ」「バトル・ロワイアル」は閉鎖空間での生存競争という要素を重視する方に、「リアルアカウント」は現代社会を反映したテーマ性を求める方に、そして「王様ゲーム」はミステリー要素の強い作品を好む方におすすめです。
これらの作品はそれぞれ独自の魅力がありますが、「ギルティサークル」同様、人間の本質や心理に迫り、読者を惹きつける力を持っています。あなたの好みや気分に合わせて、次なる心理サスペンスの世界に飛び込んでみてください。
もし「ギルティサークル」の余韻をさらに楽しみたいなら、原作者や作画者の他の作品にも目を向けてみることをおすすめします。また、これらの作品の多くは電子書籍で手軽に読み始めることができますので、気になった作品からぜひ手に取ってみてください。