『魔入りました!入間くん』の世界に登場する「デルキラ」というキャラクター。
物語の中では断片的に語られるだけで、正体も姿もハッキリとは描かれていません。でも、作中での存在感は圧倒的。
この記事では、デルキラのプロフィールや伝説、入間くんやサリバンとの関係まで、“事実ベース”でわかっている情報をわかりやすく整理しました。考察ではなく、あくまで原作・アニメで描かれた内容を優先しています。
デルキラとは?CVや見た目・現在の状況まとめ
- 名前:デルキラ(Delkira)
- CV:三木眞一郎
- 特徴:紫色の長髪/非常に大柄な男性悪魔
- 肩書き:先代魔王/“消失の魔王”とも呼ばれる
- 現在の状態:数百年前から行方不明。魔王の座は空席のまま
デルキラは、歴代魔王の中でも圧倒的なカリスマ性と魔力量を持つ伝説的存在として語られています。
ただし、現在は姿を見せておらず、アニメや原作でも回想・幻影のみの登場。顔もハッキリとは描かれていません。
伝説の武勇「針山伝説」とは?デルキラの規格外エピソード
デルキラの逸話の中でも特に有名なのが「針山伝説」。
これは、北方戦争において両軍がぶつかろうとした瞬間にデルキラが単独で戦場に現れ、あらゆる武器を受けながらもまったく動じず、誰も死なせることなく戦争を終わらせたというもの。
この伝説からも、彼が“ただ強いだけの魔王”ではなく、圧倒的な力と慈悲深さを併せ持つ存在であることがわかります。
バビルス出身で“王の教室”の主|在学時代から伝説級
デルキラは、悪魔学校・バビルスの卒業生。在学時から他の生徒とは一線を画す存在であり、彼のために特別に作られたのがあの「王の教室(ロイヤル・ワン)」。
この教室は、デルキラが離れてからは封印されて“魔界遺産”として扱われていましたが、問題児クラス(入間くんたち)によって再び使用されることになります。
しかも、教室内はデルキラがかけた魔術によって常に清潔に保たれており、彼の魔力の凄まじさが垣間見えます。
サリバンとの関係|「主従の背中」と呼ばれる深い絆
若き日のサリバンは、デルキラの側近でした。デルキラは彼を親しみを込めて「サっちゃん」と呼んでいたことも明かされています。
この“主従の背中”という表現は、デルキラの偉大さを背にして学び、仕えてきたサリバンの立場を表したもの。
そして今、サリバンが入間くんに深い愛情を注ぎながら導こうとしている様子にも、この関係性が重なるように描かれています。
デルキラの数少ない“登場シーン”は、アニメ第3期の「収穫祭」編にあります。
入間くんとシャックス・リードが「伝説のリーフ(レジェンドリーフ)」を咲かせた瞬間、入間くんにだけ、デルキラの姿が一瞬見えるという演出があります。
その時、デルキラが入間くんに向けて放った言葉が「おまえか」。
これは明確な説明はありませんが、読者・視聴者の間では、入間くんが魔王の資質を持つ存在であることの“承認”なのでは?と捉えられています。
👉 個人的にも、このシーンは決定的でした!
デルキラの登場は本当に一瞬ですが、「入間くんが魔王になるの、これもう確定演出でしょ!」ってなりました。
あと、あの時デルキラがどこからしゃべってるんかな?とめちゃくちゃ気になります…
デルキラの正体は?現在は行方不明のまま
デルキラは、数百年も前から行方不明となっており、魔王の座はずっと空席のまま。
「なぜいなくなったのか」「どこへ行ったのか」については、原作・アニメでも一切明かされていません。
ただ、彼の周囲には今もなお強大な影響を受けているキャラクター(サリバン、ポロなど)がおり、今後の物語の中で再登場する可能性は十分にあると見られています。
まとめ|デルキラは“ただの伝説”では終わらない存在
デルキラは、『魔入りました!入間くん』の中でも最重要キャラの一人。
直接的な出番は少ないものの、物語の根幹に関わる存在として、随所に伏線が張られています。
- 伝説級の強さとカリスマを持つ先代魔王
- バビルスの「王の教室」の初代使用者
- サリバンの元主であり、“主従の背中”の始まり
- 入間くんに似た描写と「おまえか」というセリフ
彼の正体がいつ、どのように明かされるのか──
今後の入間くんの成長とともに、見逃せないキャラクターであることは間違いありません。